個性的なお店が多い蔵前エリアと、インバウンド観光客に大人気のかっぱ橋道具街や浅草駅に囲まれた好立地にある、2023年1月にフルリノベーションが施されたこの物件。
空間の主役はスツールが5つ並べられたカウンターキッチン。約48㎡の空間を最大限効率的に使えるよう、寝室はダブルベッドがぴったりとハマるミニマムな作りにし、約17畳の広々としたLDKを確保。
気のおけない友人たちを招いて、食事やお酒を楽しむ夜がイメージに浮かんでくる、人が集うための1LDK。
コンクリートの躯体に石膏ボードをくっつけるために使うGLボンドの跡が水玉模様のように残る壁面や、躯体現しの荒々しい梁や天井の印象を、床のオーク材と寝室〜収納の壁の木目がやわらかく中和しています。
リビング壁面には書斎デスクとTVボードが一体になった造作家具が設置済み。気持ちのいい窓辺で仕事をしたり、ソファを置いてくつろぐ生活シーンに想像が膨らみます。
クローゼットを寝室ではなくリビング側に配置したのは、クローゼット手前の家具が置けない空間を寝室ではなくリビング側にすることで、より広さを求めたいリビング側を広く使えるようにという効率を考えてのこと。
また、寝室が窮屈にならないよう入口をガラス建具の折戸とし、寝室内側にカーテンレールを設置することで、来客時に隠したいなどのプライバシーの確保にも配慮されています。
洗面台を廊下に配したのは、「洗面室」を部屋にすることにより生まれるデッドスペースを排除するためと、その裏に冷蔵庫スペースを設け、生活感が出がちな家電を隠すことを両立させるため。ちなみに電子レンジやゴミ箱もキッチン下に隠して置けるようになっています。
間取図と現地を見比べると、極限まで無駄の排除と空間の最大活用を考え抜いた緻密な設計がされていることに気付きます。パッと見のおしゃれさだけでなく、このレベルで設計されたリノベマンションは多くないと思います。
気持ちのいい朝日が差し込んでくる東向き住戸で、向かいの建物までは通りを挟んでだいぶ距離があるため、眺望にも開放感があります。
また、隅田川が近いゆえにバルコニーから隅田川の花火大会が望めるとのこと!これは夏が楽しみですね。
周辺には飲食店もショッピングで回る場所もこだわりある店舗が多く、コンビニやスーパー、ドラッグストアなどの生活に必要な施設も充実しています。
賃貸 vs 売買論争は永遠のテーマですが、賃貸物件の賃料が遅ればせながら一気に上昇しつつある時代なので、賃料を支払い続けるよりも将来的にも賃貸ニーズが見込める好立地で、貸しやすいこういう物件の購入を検討されるのは、いい選択肢だと思います。
食洗機/ウォシュレット
2023年1月フルリノベーション実施済み