広尾駅から麻布十番駅方面に向かい、有栖川宮記念公園を通り過ぎてすぐの超好立地にある2階建ログハウス。
一番高い部分で天高3.6mという圧巻のリビングの窓の先に広がるのはお寺VIEW。閑静な住宅街にありながら、カーテン全開で生活ができて、南向きの窓からは気持ちのいい光が差し込んでくるなんて理想的すぎます。
1階部分が丸太組工法、2階部分が2×4工法の混合で建てられたこの家は、耐震性や気密性に優れるだけでなく木造ならではの温かみが感じられ、緑に囲まれた環境も相まって、自宅で過ごす時間を思い切りリラックスできるように作られています。
四面採光+トップライトというとにかく明るい2階のLDKは、南西角のリビングと、トップライトを浴びて気持ちよく料理ができるキッチン、かなり大きなテーブルが配置できるダイニングにゆるやかに分けられていています。
2階奥の洋室は引き戸を開け放てばLDKとつながり、普段は開け放ってワークスペースとして、集中したい時は引き戸を閉めて個室化することができるフレキシブルな空間です。
高さのある吹き抜けの階段を下りた1階には、落ち着いた雰囲気の洋室が2つ。木に囲まれて緑が見える空間は、まるで避暑地の別荘にいるかのよう。
実際の建物は表記の面積以上に広さが感じられ、3LDKの各部屋に大きな収納が確保されるだけでなく、リビングにもたっぷりと入るパントリーが用意されていて、収納力はかなりのものです。
建物の目の前の私道はお寺の参道となっており、車の通行は禁止されています(引っ越し時などのみ例外的に許可)。参道の一番奥に位置するため、目の前を通る人もほぼいないため、こんなに超都心なのに驚くほど時間がゆっくりと流れているような感覚がありました。
目の前にはお寺の大きな平置き駐車場があり、この物件の新たな所有者のために、大型車も置ける駐車場を確保してくださっているため(別途有料)、車が必須な方でも問題ありません。
お寺なので当然、お墓も見えますが、それ以上に木々の緑の方が多いので全然気になりません。毎年年末には、目の前で108回の除夜の鐘が鳴り、年越しを実感できるそうです。
まだ築11年かつログハウスは修繕が必要な箇所もあまりなく、内装はほぼそのままお住まいいただけそうです。外壁はもう少ししたら塗装のタイミングかと。もちろん、自分らしい空間を作りたい方は、ここからリノベーションで雰囲気を変えてみてもいいですね。
南麻布で緑に囲まれ、光と風が抜けてカーテンいらずで生活できる戸建。有栖川公園で散歩をして、麻布十番で食事を楽しみ徒歩で帰宅できる家。文字にすると好条件すぎますが、全部本当にそうなんです。
借地であることを気にされる方は多いかと思いますが、逆にお寺の借地だからこそ、この豊かな環境が得られるわけです。東京で終の棲家とするにもとてもよい環境だと思うので、その点ご理解いただける方にぜひ。
ガスコンロ3口/ビルトインオーブンレンジ/ウォシュレット/追焚機能/モニター付インターホン
建物面積:1F 55.08㎡、2F 50.88㎡/接道:西側私道4.0m(持分なし)/準防火地域/22m第2種高度地区/2015年日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー最優秀賞受賞/建築事務所 : 株式会社ゲストハウス/隣地駐車場空きあり(有料)